投資スタイルを変更

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どーも、けんたろです。
今回は投資哲学の話です。少し前から考えてはいたのですが、投資手法を本格的に変更することにしました。結論から言うと、バリュー株のバイ&ホールド作戦から、銘柄は分散して移動平均線に従ったスイングトレード作戦に切り替えるというものです。なので、投資をよくご存じの方には退屈な内容かもしれません。

1.これまでの投資スタイル(バリュー株バイ&ホールド作戦)

これまでの投資スタイルは基本的に高配当株へのバイ&ホールド作戦でした。もともと株式投資を始めてからは、あまり確固たる投資スタイルはありませんでした。

なんとなく自分が知っている銘柄を買ってみたり、将来的に伸びるんじゃないかなーっていう想像だけで買ってみたり、暴落した銘柄がこれ以上下がらないだろうと思って買ってみたり、桐谷さんを見て自分も株主優待銘柄を買ってみたり、浮気性ってわけじゃないんですが、とにかくあれこれやってみる感じでした。

しかし、2018年頃だったと思いますが、ジェレミー・シーゲル教授の著書「株式投資の未来:永続する会社が本当の利益をもたらす」を読んでから、自分の中に雷鳴が轟きました。

「これだ!!」って。

著書の内容は是非ともじっくり読んでいただきたいんですが、僕の中で要約するとこんな感じ。

・急成長するようなグロース株は、利益も大きいが市場からの期待も大きい。株価が上がるのは市場の期待に沿っていけるか、市場の期待をどのぐらい上回れるかによるところが大きい。そのため、業績が多少良くても市場の期待まで到達しない場合は株価は下落するし、投資家も報われないことがある。

・一方でバリュー株のように市場の期待が低い(低PER)銘柄は、グロース株のような伸びは少ないが、結局市場での成熟したシェアを持っている場合も多く、安定した業績を上げられる。例え一時的に株価が下落しても、株主に還元される配当金などを再投資していくことで、結果的にパフォーマンスはグロース株を上回る。(事実上回っていた)

なんかもう数年も前に読んだ著書なので、正直全然違っているかも(汗)

要するにグロース株にガンガン投資しても、期待値が大きすぎて株価が堅調に上がらない場合も多いってことです。一方で成熟した企業は市場期待が低いですが、安定した業績が市場の低い期待値を上回ることにより株価は安定成長。また配当金も支払われるので株価低迷時には再投資をすることで複利効果もあり、最終的なパフォーマンスが高くなるっていうことです。

なるほどなーと思いました。確か著書の中ではフィリップモリスなどのたばこ銘柄が取り上げられていた気がします。これを読んでからというもの、とにかくがむしゃらに高配当株を買い漁りました。

今思えば買い漁るのは良くなかったですが、とにかく入金力を上げて高配当株を買って配当金を再投資していく、そしてこれは個人的なルールでしたが配当金を安定的にゲットするために、権利確定日には必ずホールド、つまりバイ&ホールドスタイルでした。

正直、このスタイルでも結構成功しています。配当金もブログに載せいているように右肩上がりで増えており、当初の本年度予定では70万円超の配当金をゲットできる予定でした。

ただ、株式市場には必ず調整がつきものです。世界経済は成長していくはずなので株価も長期で見れば右肩上がりになるはずという考えには賛同していますが、もしかしたらこの先5年、10年は右肩下がりで、11年目からまた上がってくる可能性もあります。

バブル崩壊後の日本はそうでしたよね?バブル崩壊直前に株を買った人は、30年間は報われなかったわけです。要するにいつ何時も右肩上がりかというとそれは分からないんですよね。

そう考えると、バイ&ホールドスタイルはどうなんだろと思うようになりました。確かに配当金だけに着目するとどんどん増えていきます。ただし、総資産額という面ではどうでしょうか。給与収入を入金しても、配当金を再投資しても、総資産額は右肩下がり、、なんて可能性もあり得ますよね。

実際、コロナショックの時は凄まじかったです。毎日のように資産が減っていく恐怖との戦いでした。今でこそ株価は復調して結局プラスになっていますが、今思い出すだけでも恐ろしい瞬間でしたね。

個別株はもとよりS&P500などの指数連動型ETFを積み立てている人でも同じだったと思います。「このままホールドしていることは正しいんだろうか?」って。その時は僕はホールドしていました。そして愚直に下落した株価で配当金を使って株を買っていました。

ちなみにこの時の僕の投資資金のポートフォリオは90%米国株で、ほぼ全てが個別銘柄でした。ETFもコモディティも債権もなし、純粋にほぼバリュー株で固めていました。個別株にはリスクありますね。

2.悩んだ手法(ETFバイ&ホールドスタイル)

個別株ってハイリスクですよね。例えば、日本株になりますが2012年頃にオリンパスが不祥事を起こしました。株価は急落です。もしポートフォリオがオリンパス一色だったら資産も急落です。急落ならまだいいですが、会社が破綻したら株式は紙切れになって一文無しです。

ちなみに余談ですが当時大学院生で株を始めたばっかりの僕は、暴落したオリンパスの株に手を出し、もとい落ちるナイフをつかみに行き大やけどしました。苦い記憶。。

卵を一つの籠に盛るなという投資の格言がありますが、まさにそういうことですよね。卵10個を1つの籠に入れていたら、籠を1つ落としたら卵が全部割れます。でも10個の籠に1個ずつ卵を入れておけば、籠を1つ落としても9個の卵は無事です。

投資に置き換えると、この「籠」は「落下する可能性がゼロじゃない」ということです。そして自分の力ではどう頑張っても「ゼロ」にはできません。そう考えると、複数の銘柄に分散投資するのは必然と言えます。

そういう観点で言うと、僕はほとんど個別銘柄で、まあせいぜい十数銘柄だったので、分散はしているもののリスクはそこそこありますよね。ただ、分散させすぎて目が行き届かなくなって逆にパフォーマンスが落ちても意味ないので、人によって最適な分散の数があると思いますけどね。

個別銘柄を分散させるか、ETF買っちゃうっていう方法もあるじゃないですか。これだと数百とかに一気に分散できますからね。会社を買うっていうよりかは、国を買う、世界を買うって感じになりますけど。アメリカ合衆国が没落するとは微塵も思っていないですけど、全世界の国が全て破綻するのとアメリカ1国が破綻する確率はと聞かれれば、やはり後者の確立が高いです。

1つの会社より2つの会社、2つの会社よりもETFで国に投資、国よりも世界に投資って感じでしょうか。投資対象が増えることで下げだけでなく上げもマイルドになるので、ローリスクローリターンにはなるんでしょうけどね。

で、考えたわけです。じゃあ、ETFをバイ&ホールド作戦でいくか?と。でも、結局ETFにしたところでバイ&ホールドだと大きくは変わらないんですよね。アメリカで見ても世界で見ても、やっぱり成長が鈍化したり下がったりすることはあるんですよ。そうなるとその時のパフォーマンスは一時的に下がります。それがコロナみたいに1年で急回復するのか、バルブ崩壊後のように30年かかるのかは誰にも分かりません。

分からないのに気にしないって、リスクじゃないですか?臭い物に蓋をするというか、問題を棚上げにするというか。できることなら、市場が急落しても自分の資産は急落させたくないです。そうするとたとえ投資対象が分散されているETFだとしてもやはりバイ&ホールドはどうなのか。

いや、悪くないっていうか、結局長期で見ればそれがかなりのパフォーマンスを発揮することは理解しているので、いいと思うんですけどね。妻の口座でやっている積み立てNISAなんかは確実にその思想です。途中で売買するつもりはないのでバイ&ホールドですが、全てをそれでやるのは自分的にはなんか違うなと。

3.今後の投資スタイル(銘柄分散&25日移動平均線トレード)

ではどうするべきか。

結論から言うとこんな感じ。

 1.銘柄数は分散させる(ETFにはこだわらない)
 2.上昇トレンド中は保有し続ける(バイ&ホールドからの脱却)
 3.25日移動平均線に従ってトレード(買うときも売るときも)


1.銘柄数を分散させる
これについては前述の通りです。企業の内部要因によって株価が下落する可能性があるし、それを個人では防ぎようがないため、リスクヘッジとして銘柄数は分散させます。

ただし、ETFに絞るわけではないです。後述しますが、ETFでも下がるときは下がるので、要するに上がりそうな銘柄なら何でもいいかなというところ。もちろん、ファンダメンタルは最低限分析して、投資対象になるかどうかは判断するつもりです。

ETFの場合はファンダメンタルの分析が不要なので、投資の手間は省けますね。

2.上昇トレンド中は保有し続ける

これまでは株価が下がろうが上がろうが上昇トレンド中は保有し続ける投資スタイルでした。

しかし、これからは「上昇トレンド中のみ」保有し続けることにします。


よって、上昇トレンドの間は配当金も入ってきますが、下降トレンドに入ったら売却しますので、再度上昇トレンドに切り替わるまでの間は配当金がもらえないことになります。

配当金がもらえなくなるのは正直、痛いです。金銭的にというのもありますが、どちらかというと精神的に。これまでは資産が変動しても配当金が入ってくることで精神の安定を保っていたところがあります。

でも、結局、株価の下落の方が配当金よりも大きい場合が多いので、資産に着目するとこっちの方がベターじゃないかと思っています。株価は上がったり下がったりを繰り返すので、上昇トレンドにうまくのって、その間は配当金をもらい、下降トレンドに入るときにキャピタルゲインもいただくという狙いです。

3.25日移動平均線に従ってトレード
新しい投資スタイルの場合、トレンドの見極めが重要になります。その見極めはどうするか。

今までにいろんな指標を見てきました。移動平均線、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、いっぱいありますよね。一目均衡表とかもあるか。

これからもそれぞれを補助的に使うことはあると思うんですけど、個人的に再現率が高くて簡単なのは移動平均線だなと思うようになりました。

結局、株価のチャートがどうやって変動するかというと、人が株を売買するからですよね。そして、それを予測する手段としてMACDとかの指標があるんです。指標が上がったから必ず株価が上がるわけではありませんが、例えば多くの人がとある指標を見て売買していたらどうでしょうか。きっとその指標の信頼性は上がるし、チャートは指標の動きと連動するようになると思います。

そういう意味では、できるだけ多くの人が使っている指標を採用するのがいいと思うんです。移動平均線は、それ自体が他の指標にも使われていることもある、基本的な指標になります。まあ、上げ下げのタイミングの知らせが遅いなんてこともあるので、MACDとか別の指標もあったりするのですが、早めに上げのトレンドを出すっていうことは、株価チャートがまだ上がり始めてないときに買う必要があるので、その後に上昇すれば早い時期で仕込むことができたことになりますが、上昇しない場合もあります。そうすると、いわゆる「ダマシ」の回数は移動平均線より増えるんじゃないかと。損切の回数も増えると思います。

僕は、あんまり頻繁に売買したくないので、「ダマシ」の回数を少なくしたい。確実にというか、できるだけ上昇トレンドが明確になってから買いたいので、基本的にはやはり移動平均線を使いたい。

ベストなのは移動平均線が右肩上がりで、それを日足チャートが下から突き抜けるタイプかな。代表例として、とある時期の【SPY】のチャートで説明するとこんな感じ。僕は25日移動平均線を日足チャートが上に突き抜けたら買い、その後はホールドして、移動平均線を下に突き抜けたら売ります。

【SPY】の日足チャート(TradingViewより)

この場合、底値では買えません。が、底値で買うのってリスク高くないですか?結局上のチャートでもそうですけど、底にいるときの株価が底かどうかって分からないじゃないですか。上がってみて初めて、「ああ、あそこが底だったね」ってなります。それってギャンブルです。だから買わない。

移動平均線を上に突き抜けたって、そのあと上がるとは限らないんだから、同じことじゃないかという人もいると思います。でも、移動平均線が上向いているということは、5日線なら平均して5日、25日線なら平均して25日、買いたい人が増えてきているということです。

逆に移動平均線が下げているときは、売りたい人が増えているということ。その最中に底を当てるというのは確率で言うとすごく低いと思うんです。

移動平均線を上向いたということは、買い手が増えてきたということ、そしてその平均線をさらに突き抜けるということは、過去の平均よりも今の方が買いの力が強まっていることに他なりません。だから買う。

売りも一緒。移動平均線よりも日足チャートが下げるということは、過去の平均よりも今の方が売りの力が強まっていることを示しています。その売り圧力がどこまで続くかは分かりませんが、少なくとも今までは平均線の上にいたわけで、リスクが高まっていることは明確です。なので売り。

その後、また平均線よりも上回ればまた買えばいいと思います。

もちろん、このチャートの場合で言うと、バイ&ホールドの方がパフォーマンスは高いです。

でもそれは結果論なので。おそらくあらゆるケースを想定すると、バイ&ホールドは下落時に必ずパフォーマンスを下げるので、移動平均線に従ったトレードの方がボラティリティを小さくできますし、下落初期に既に利確・損切することになるので、その後の上昇相場に資金を当てることも可能です。

4.今後の目標

僕、けんたろはFIREを目指している訳です。そのためにとにかく資産を増やしたい。しかし、入金力を増やさないとこれまでのバリュー株のバイ&ホールド作戦では時間がかかります。配当金という果実は確実に増えていくものの、資産を減らしてしまうリスクもありました。

そこで、今よりももっと早くFIREに近づくために、資産を増やすスピードを増やして、資産を減らすリスクを少なくするための投資スタイルが今回説明して移動平均線に従ったトレードです。

2012年から投資を始めて色々なものに取り組んできました。日本株、投資信託、FX、コモディティ、ETF、株主優待、米国株、、そして暴落や落ちるナイフをつかむ、ナンピン買いなどの、やってはいけない投資もたくさんやっちゃいました。

んで、結局僕がいまの段階で行きついたのがここです。移動平均線に従ったトレード。

なんだよ、結局そこ?超超超基本中の基本じゃん、面白くねーって思われてそう。

まあ見ててください。これで成果が上がるかどうかは、今年1年間で分かります。

現在、金融資産は預貯金も含めて2300万円です。これを今年中に3000万円に上げて、アッパーマス層へ入門することが本年度の目標です。

凶と出るか、吉と出るか、2021年は、けんたろ勝負の年になります。個人的にはこれで最近調子がいいので、イケるんじゃないかと思っていますが、、まあその辺は楽しみにしておいてください。

よっしゃー来週からも頑張るぞー!

ではまた!

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